なまこマンの日本どこでも満腹宣言!

瀬戸内海のとある海底に潜む侵略者・なまこマン。来るべき地上制覇の時のために、彼は今日も全国各地の情報を収集する。 (徳島県を中心とした四国のグルメ・地域情報ブログでしたが、2022年4月に徳島を離れるため対象地域を日本全国に広げました。)

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【道の駅巡り】公方の郷なかがわ(阿南市那賀川町)

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徳-07 公方の郷なかがわ

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【スタンプ】

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【記念きっぷ】販売中

公方の郷なかがわ(くぼうのさとなかがわ)は、阿南市那賀川町国道55号線沿いにある道の駅です。ちなみに一時期、旧那賀川町阿南市の合併を機に道の駅の名前も「阿南市那賀川」へと改称されていたようですが、程なくして元の名称である公方の郷なかがわへと戻されたようです。

徳島市から阿南市にかけて走りやすいバイパス路の整備されている国道55号線ですが、コンビニや量販店等はあるものの休憩スペースは意外と少ないため、公方の郷なかがわは貴重な休憩スポットにもなっています。訪問時にも長距離のトラックが駐車場に多く停車していました。

この日は徳島県の西の端である、那賀町木頭方面へのドライブを計画していました。徳島市から車を走らせ約40分。最初の休憩がてら、公方の郷なかがわの敷地内を散策してみることにしました。

89番札所「野球寺」

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駐車場から道の駅施設へ向かう途中にあるこちらの目立つモニュメントは、なんと四国八十八か所巡りの幻の「89番札所」なのです(笑)

その名も「野球寺」。とはいえ、あくまでモニュメントなので納経ができるわけではありません。89番というのは八十八か所巡りだけでなく「野球(8=や、9=きゅう)」の語呂合わせにも掛かっているものと思われます。

阿南市は2007年の「JAアグリあなんスタジアム徳島県南部健康運動公園野球場)」の完成以降「野球のまち」として町おこしをしており、アグリあなんスタジアムを活用して野球にまつわる様々な地域貢献が行われてきました。

このモニュメントは左側がバッター、右側がグローブを模したものであるようです。

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そしてモニュメントのすぐそばには、阿南市出身のプロ野球選手の手形が展示されています。

池田高校やまびこ打線でおなじみの、元巨人水野雄仁さんや、2021年にパ・リーグ本塁打王のタイトルを獲得した、オリックスバファローズの「ラオウ」こと杉本裕太郎選手も阿南市の出身です。

15%程縮小しているとはいえ、どれもなかなかの大きさです。特に、條辺剛さん。このどっしりとした手のひらは、良いうどんを打てそうだなぁと思いました!*1

この中で2021年現在、現役なのは杉本選手のみです。ドラフト10位で入団し、イチローさんや中嶋聡監督に目を掛けられた才能が30歳にしてついに目覚め、オリックスのリーグ優勝の原動力にもなった杉本選手は、僕の好きなプロ野球選手の一人でもあります。来シーズン以降も安定した活躍を見せてほしいものです!

那賀川町は「阿波公方」ゆかりの地

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道の駅の名前にもなっている「公方の郷」の「公方」というのは将軍という意味です。

室町時代の終わり頃には、将軍家である足利家の威光も薄れていき、各地で諸大名が入り乱れ権力を争う戦乱の時代が始まりました。(いわゆる戦国時代)

幕府内でもまた、足利氏同士が「誰を将軍にするか」で権力争いをしており、対抗勢力を京から追い出したり、逆に追い出されたりを繰り返していました。

その過程で、阿波に落ち延びてきた10代将軍足利義稙の養子・足利義冬が平島(現在の阿南市那賀川町)で暮らすようになり、義冬およびその末裔が「阿波公方」と呼ばれるようになりました。そして、阿波公方は平島の地に京の文化や学問を広めました。

江戸時代に入り、徳島藩の藩主となった蜂須賀家は阿波公方一族を冷遇しますが、その一方で地域住民からはとても慕われていたようです。

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道の駅の休憩コーナーには、デフォルメ調のものや精悍なタッチのものまで、様々な阿波公方のイラストが飾られています。*2

アゴヒゲアザラシの「ナカちゃん」

2002年頃に、多摩川アゴヒゲアザラシが出没し「タマちゃん」の愛称を付けられて話題となりましたが、実は那賀川でも似たような出来事があったらしいのです。

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2005年秋に、那賀川にメスのアゴヒゲアザラシが現れ「ナカちゃん」の愛称で親しまれていたようです。

徳島県民の皆様にとっては常識かもしれませんが、僕はここに来て初めて知りました!

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当時はなんとナカちゃんのテーマソングや特別住民票まで作られ、地域で愛されていたようです。

しかし、日本の河川はアザラシにとってあまり適した環境ではなかったのか、2006年の夏ごろには死んでしまったのだとか。

那賀川エリアの良いものが揃う道の駅

公方の郷なかがわの施設はJA東とくしまの直売所「とれとれ市公方」、障がい者作業所でもあるカフェコーナーの「きらきら星」、手芸品やお土産を扱う物産館、お好み焼きやかき氷などを扱う「山ちゃん」、うなぎの蒲焼の販売コーナーから構成されています。

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きらきら星の飲食スペースは休憩コーナーも兼ねています。木のぬくもりを感じられる空間となっています。

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阿南市のイメージキャラクター「あななん」のグッズもあります。ひまわりとライオンを模したキャラクターとのことです。

とれとれ市公方は前述の通りJAの直売所で、地場野菜、惣菜、精肉、水産加工品、花卉を取り扱っています。朝7時から営業しているようです。

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那賀川町には「笑ってコラえて!」のダーツの旅で所ジョージさんが訪れたことがあり、その時の新聞記事と所さんのサインが飾られています。

公方の郷なかがわには道の駅として標準的な施設が一通り揃っていますが、過去にはとても珍しい施設がありました。それはなんと占いの館。施設の裏手にあったプレハブ小屋「大福母さん」では、占い師の松田喜代子さんが誕生日などをもとに物事を「良い」か「悪い」かで占ってくれたようです*3

地域の物産提供や食事、休憩の拠点としてのみならず、阿波公方や那賀川のナカちゃん等、地域にゆかりのある事柄の情報も提供し、旧那賀川町エリアの情報発信拠点としても機能している道の駅です。お近くにお越しの際にはぜひ立ち寄ってみてください!

道の駅 公方の郷なかがわ

阿南市那賀川町工地803

 

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*1:條辺さんは引退後、香川でうどん作りの修行をし、埼玉県で讃岐うどんの店を経営されています。

*2:デフォルメ調のタッチのものは「公方くん」というキャラクター

*3:大福母さんは2018年頃に道の駅から阿南市宝田町に引っ越されたようで、現在道の駅で占いは行っていないようです。